【未経験経理】初の『第1四半期決算』を終えた感想

はけん

こんにちは、21歳で派遣経理として働き始めた小野です。

みなさんのお仕事は、この7月月初お忙しかったですか?

7月月初といえば、上場企業等の経理部がピリピリする時期です。

そのピリピリの原因は表題の通り、『第1四半期決算』があったからです。

【未経験経理】初の『第1四半期決算』を終えた感想

小野、一言で言います。

忙しかった!!!!

です、はい。

そもそも『決算』とは、その企業がどれだけの儲けを出したのか、

また、どれだけの借金を現在抱えているのかの状況をまとめることの意味です。

そして、みなさんが1番最初に『決算』と聞いて思い浮かべるのは、

3月に1年間のまとめを行う『年次決算(本決算)』のことかと思います。

企業は1年に1回、必ずこのまとめを行わなければなりませんが、

大手企業や細かくまとめたい企業等は、3ヶ月に一度ずつ行う『四半期決算』をします。

そして、月に一度行うまとめのことを『月次決算』と呼びます。

この『月次決算』『四半期決算』『年次決算』の違いは、簿記を学習済みの方でしたらお分かりかと思いますが、

決算整理のための修正仕訳のボリュームが異なります。

『月次決算』では処理しなくても良いが、『年次決算』では絶対に綺麗にしないといけないと言ったものです。

簡単な例ですと、法人税等は確定しない限り「仮払法人税等」の勘定のままですので、

『年次決算』の際に『仮』が残っているのはおかしいですよね。

このように処理するものが増えたことにより、普段の『月次決算』よりも忙しかったです。

『第2、3四半期決算』よりも『第1四半期決算』が忙しい理由

そうなんです。

『第2、3四半期決算』よりも『第1四半期決算』が忙しいんです。

なぜだと思いますか?

それは、1番始めの『四半期決算』だからです。(わかってるよ!!)

1番初めというものは、新たな勘定科目が追加されていたり、配列が変わっていたり、システムの仕様が変わっていたり…

良い意味でも悪い身でも、前年と変化してしまっているからです。

金額に差異が生じたときは、何が変わってしまっているのか、何がずれてしまっているのか確認の作業が増えます。

営業さんの忙しいといえば

「電話が鳴り止まない!」

「アクシデント発生!緊急連絡!」

とスピーディーなイメージですが、経理の場合は

「なぜだ…」

「どこが違う…」

と静かに忙しいです。

しかも、原因究明にものすごく頭を使うので、甘いものが止まりませんでした。

未経験者は『第2四半期決算』に備えよ!

金額も綺麗に合い、決算整理も完了して、「ふう〜」と一息つきたくなります。

しかし、小野はすでに3ヶ月後に迫る『第2四半期決算』が恐怖でしかありません。

なぜなら、

「何かしら仕事忘れてそう…」

という懸念があるからです。

毎日行う業務であれば、嫌でも習慣化して簡単に覚えることができます。

しかし、『四半期決算』は3ヶ月に一度しかありません。

『第1四半期決算』ですら必死だったので、第2がどうなるのか、3ヶ月後の自分に不安しかありません。

小野はメモをまとめ、空き時間に振り返りをして3ヶ月後に備えようと思います。

未経験で経理になる方は、『決算』にどんな仕事をするのか全くイメージが湧かず不安になりやすいと思います。

しかし、大丈夫です。

『経理』は企業のまとめを完璧に行う部署です。

雑に行うものならば、おまわりさんのお縄につきます…

簿記の知識を深めるだけでも『初決算』にそなえることができますので、

ぜひ小野と一緒に簿記りましょう!

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